今アツい!地方国立大学

コロナ禍で地方移住Uターンが増える中、地方の国立大学に注目が集まっています。

今回は、そんな中でも面白い取り組みや地域で活躍している「魅力ある地方国立大学」をご紹介します。
今アツい!オモシロい!地方国立大の取り組み例 全国に782校ある中で、国立大は86校。その中で、東京都など都心部を外した地方国立大は、63校余りになります。ここでは、地方で注目されている国立大の取組みを簡単にご紹介します。


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青森県の短命問題を打開せよ!弘前大学

寿命が傾向にあるという青森県の課題に取組むのは弘前大学です。青森県弘前市等と連携し、2005年から継続的に、弘前市岩木地区住民の健康情報を取得してきました。

2013年には国のプロジェクトに採択され、健康情報「超多項目ビッグデータ」を活用した予測法・予防法開発やビジネス化を推進させています。結果、39社(2019年1月現在)の企業が参画し、なんと、民間投資(年間約3億円)を誘引することに成功しました。

そして、認知症・生活習慣病等に関する予測サービスや健康増進サービス・製品の開発等を実施し、クラウドサービス「健康物語」などを開発に携わっています。

それらの取り組みは超多項⽬健康ビッグデータで「寿命⾰命」を実現する健康未来イノベーションプロジェクトとして、第1回の日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞(2019年3月)も受賞しました。

オンラインでの国際交流が盛んな琉球大学

将来国際的に活躍していきたい、オンラインを通して海外と関りを持ちたいと考えている人におすすめなのが琉球大学。

大学の世界展開力強化事業として、琉球大学と深い交流を持っている、ハワイ大学、グアム大学、ミクロネシア連邦短期大学、パラオ地域短期大学、マーシャル諸島短期大学とのCOIL(Collaborative Online International Learning)を基盤とした教育連携で、太平洋島嶼地域のSDGs(持続可能な開発目標)達成に積極的に貢献するリーダーを育成しています。

また、オンラインを活用した国際的な双方向の教育や海外学生交流プログラム(派遣・受入)も実施しています。SkypeなどのビデオチャットやSNS、アップロードされた教材などを学習目的に応じて使い分けながら、海外大学の学生と協働でプロジェクトやプレゼンテーションを行う学習活動を実施している大学でもあります。

地元の強みを活かして国内最高レベルの高収入農業を実現!三重大学

地元企業との取り組みで雇用を生み出し、国内最高レベルの高収入農業を実現させたのは三重大学です。

地元企業と三重大学の連携の下、高度なIT生産技術を導入し、暖房・冷房・除湿を地元の工場廃熱利用で賄う最先端トマト栽培販売事業者へ急成長を遂げた地元企業があります。また2018年には、㈱デンソーと共同で次世代の施設園芸モデル開発を手掛ける新会社を創設しました。

そんな最先端農業プロジェクトでは、約90名の雇用創出と障害者が活躍できる場を構築しまし、結果、国内最高レベルの高収入農業(稲作農業の100倍以上)を実現させています。

このほかにも三重大学では、工学部で医療・福祉分野の支援ロボットの研究を、医学系研究科では医療機器メーカーとの共同研究等医工連携などにも取り組んでいます。

地方国立大のメリット

地方国立大を選んだ人のメリットはこんな部分です。

・学費が私立大学とくらべると安い
・家賃や物価が安い
・娯楽などの誘惑が都会に比べて少ない
・交通費がかからない
・休学費が無料
・その地方の就職は有利

地元に根差して生きたい人や、進学に関して金銭的余裕のない人に多くメリットがありそうです。

地方国立大を選ぶデメリット

地方国立大を選ぶデメリットはこういった部分です。

・講義の種類は少ない
・設備が不十分な部分がある
・アルバイトの賃金が低い

刺激や娯楽などを求める学生にとっては、地元や地方での大学生活は都会などに比べると代り映えしないかもしれません。
ポストコロナ時代に求められる地方国立大の役割

現在のポストコロナ時代では、地方の国立大を地域の知の拠点として

・県内外の人材を育成・結集させる
・地域経済・社会を支え続ける恒常的な地域イノベーションの役割を担う

ことが期待されています。

また、学んだことをその地方の地域の特性やニーズとマッチさせ、新しい取り組みや雇用をうめる人材を創出したいとも思っています。

地方には、魅力や可能性が無限大にあります。自分の地元や学びを深めたい人は、ぜひ近くの国立大の魅力を探して、進学候補にしてみてくださいね。

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